結婚式を「挙げる」か「挙げない(ナシ婚)」かは、夫婦の価値観やライフプランによって最適な答えが異なります。どちらの選択にも、経済面や精神面で大きなメリットと、後々後悔に繋がりかねないデメリットが存在します。
後悔しないための選択をするために、それぞれのメリット・デメリットを徹底的に比較しましょう。
目次
結婚式を「挙げない(ナシ婚)」のメリット・デメリット
「ナシ婚」とは、挙式や披露宴といった婚礼イベントを行わないスタイルを指し、近年、費用や準備の手間を抑えたいカップルに選ばれることが増えています。
メリット:費用と準備の負担が激減
- 費用を大幅に節約できる: 数百万円の費用を、新生活や新婚旅行、マイホーム資金など他の目的に自由に充てられます。経済的な負担が少ない状態で新婚生活をスタートできるのは最大のメリットです。
- 準備のストレスと時間がかからない: 平均で数ヶ月から1年かかる会場選び、招待客選定、打ち合わせといった**膨大な手間と時間、精神的な負担が一切かかりません**。
- 人間関係の悩みが少ない: 招待客選定や主賓の依頼など、ゲストの選定や人間関係の調整で悩む必要がありません。
デメリット:後々後悔する可能性と実感が薄い
- 「結婚した」実感が湧きにくい: 婚姻届を出すだけだと、日常生活の変化が少なく、夫婦になったという節目や区切りを感じにくい場合があります。
- 親族への配慮が不足する可能性がある: 「子どもの晴れ姿を見たい」と願う両親や親族にとって、結婚式をしないことが**「親不孝」だと捉えられ、残念な思いをさせてしまう可能性**があります。
- 個別の結婚報告に手間がかかる: 結婚式であれば一度で済む職場や友人への報告・お礼を、個別に行わなければなりません。
- 思い出の形が残らない: 時間が経った後、「ウエディングドレスや白無垢を着ておけばよかった」「写真や映像といった夫婦の記念になるものが何もない」と後悔する声は少なくありません。
結婚式を「挙げる」のメリット・デメリット
結婚式(挙式+披露宴)は、二人の愛を誓い、大切な人たちに感謝を伝える「人生の特別な儀式」です。
メリット:夫婦の絆と感謝を深める
- 夫婦としての「けじめ」と絆が深まる: 多くの人前で愛を誓うことで、夫婦になった実感が強く湧き、絆がより強固になります。
- 両親・親族への最高の「親孝行」になる: 両親にとって、結婚式は**「子育て卒業式」のようなもの**。ドレス姿や成長した姿を見せることで、これまでの感謝を伝える最高の機会になります。
- 大切な人たちへ一度に感謝を伝えられる: 二人の人生に関わってくれた人たちを一堂に集め、正式に結婚を報告し、直接感謝を伝えることができる唯一の機会です。
- 一生涯残る「思い出」と「形」ができる: 写真や映像という形で一生残る最高の思い出を作れます。夫婦喧嘩をしたときなどに、写真を見返すことで初心を思い出せる効果もあります。
デメリット:費用と準備、人間関係の負担
- 多額の費用が必要になる: ご祝儀で賄いきれない分は自己負担となるため、数百万円単位の費用を用意しなければなりません。新生活資金を圧迫する可能性があります。
- 準備に大きな時間と労力がかかる: 仕事と並行しての準備は、体力・精神力ともに消耗します。準備期間中に意見の食い違いから喧嘩が増えるカップルも少なくありません。
- 人間関係や招待客の選定に悩む: 招待するゲストの範囲や人数、席順、余興の依頼など、人間関係のしがらみや配慮がストレスになることがあります。
- 主役として注目される緊張感: 人前で目立つのが苦手なカップルにとって、大勢の前で注目される結婚式は大きなプレッシャーとなり得ます。
後悔しないための「第三の選択肢」
「費用は抑えたいけど、記念は残したい」「大規模な式は避けたいけど、親には晴れ姿を見せたい」というカップルには、以下のような**「ナシ婚と挙式の良いとこどり」**のスタイルもおすすめです。 スタイル 特徴 おすすめの夫婦 フォトウェディング 婚礼衣装を着て写真撮影だけ行う。 費用を最小限に抑えたい、ドレス姿の記念だけは残したい夫婦。 挙式のみ 宗教的な儀式や人前式のみを行い、披露宴は行わない。 けじめをつけたい、親に儀式的な姿を見せたい、費用を抑えたい夫婦。 会食スタイル 親族や親しい友人のみ10〜30名程度を招待し、レストランなどで食事会を行う。 アットホームな雰囲気で、感謝を丁寧に伝えたい、準備をシンプルにしたい夫婦。
最終チェック:夫婦で話し合うべきこと
「挙げる」か「挙げない」かを決める前に、以下の3点をパートナーと明確に話し合いましょう。
- **経済的な優先順位:** 「結婚式にお金をかける」か「新生活や貯金にお金をかける」か、優先順位はどちらか?
- **両親の意向:** お互いの両親が結婚式に対してどう考えているかを正直に聞く。
- **後悔のポイント:** 10年後、「何をしておけば後悔しないか」を具体的にイメージし、妥協点を見つける。
あなたたちにとって、愛の形を表現し、人生の節目とするのに最適な方法は何でしょうか。
